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チェスター・ロフトのメモ
新しい始まり
新しい日、新しい自分!
アルバネヴ山頂の始まりは順調!山を越えた側の空気は清々しく、バンドもリュートも置いてきたから身軽だ。廃墟となった物見やぐらを見つけ、古い鎧や暖かい下着を手に入れることもできたんだ!これはこれからの旅に役立つだろうし…この鎧のおかげで、私は北部の人に見える!
もし見回り兵に捕まったら、迷子の兵士のふりをするつもりだ。そうすれば、おそらく血を流さずに済むだろうし、もう一日生き延びられるだろう!素晴らしい内容だ…ペンを取って書き留めておこうかな…もはや作詞家じゃないけど、習慣というものはなかなか変えられないものだ!
地図の場所
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なんと幸運な日だろう
案の定、見回り兵に出くわしてしまった!しかし、またも運が味方した。長年リュートを弾いてきたことでできた手のタコを見せることで、自分が木材部隊から来たことを部隊に納得させたんだ。
見習いロフトと呼ばれてるよ。偽名は使わなかった。どうせ、私の音楽の経歴なんて知らないだろうと思ったんだ。北の果てでは音楽は許されているのだろうか?私にはわからない。
私は塔の修理を任されているんだけど、こっそり仕事を抜け出して、この素晴らしい景色を見つけた。「 こだま!」と叫ぶと、山が私の声を柔らかな反響で反射するんだ。とても感動的だよ。是非山をもっと見てみたい。上司に他の部隊に異動させてもらおうかな。
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